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明治維新150年


[ゆ] 日常生活

昨年2018年は、明治維新から150年となる節目の年でした。
全国各地でイベントが数多く開催されていたので、足を運んだ方も多いのではないでしょうか。
数年前から幕末ファンとなった私も志士たちに想いを馳せ、150年という重みを一人でじっくり味わっていました。150年という年月は、遠いような近いような不思議な感覚で、遠い遠い昔の話ではないということも魅力の一つのような気がします。そして、何といっても激動の時代に自分の信じる道を命を懸けて生き抜いた志士たちの生き様がすごい!!そんな彼らとおこがましくも自分を重ねて、もし自分がその時代に生きていたら、あるいは彼らが現代を生きていたら......と妄想にふけてしまうこともしばしば。
昨年の大河ドラマ「西郷どん」にもすっかりはまり、毎回胸が熱くなっていました。俳優さんたちの演技も素晴らしく、終わってからしばらく「西郷どん」ロスになっていたほどです。

昨年、私が「明治維新150年」を実感したのは、夏休みに主人の実家に帰省した際、佐賀空港に大きく掲示されていた看板を見た瞬間でした。
「明治維新。その時、日本は佐賀を見ていた。佐賀は世界を見ていた」
この力強いキャッチコピーに心を奪われました。
明治維新を推進した「薩長土肥」の「肥」にあたる佐賀藩(肥前藩)ですが、恥ずかしながら佐賀藩の功績についてさほど知らず、義父にいろいろと教えてもらいました。ちょうどタイミングよく佐賀市内で開催されていた「幕末維新記念館」に立ち寄ることができたのもラッキーでした。
館内では、「幕末維新」体感シアター、「技」からくり劇場、「人」賢人ラウンジシアター、「志」ことのは結びなど、映像、音楽などが非常に凝っていて見応えのある展示内容に。当時藩主であった鍋島直正のもと、日本で初めて反射炉を建設したり、西洋艦船や銃砲の製造に力を入れたりと、幕末当時軍事・技術力は佐賀藩が断トツだったようです。いつか佐賀藩出身の志士が大河ドラマになるなんていうこともあるかもしれませんね。

そんなわけで知れば知るほど面白い幕末の歴史。
今年もマイペースに楽しみながら歴史を学んでいきたいと思うのでした。

看板 パンフレット
佐賀空港に掲示されていた看板です。 写真が撮れなかったためパンフレットより。
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