「大人」限定!メイクレッスン
先日、大学時代の友人と「大人の化粧教室」という講座に行きました。
誘ったのは[よ]。
たまたま、二十歳の姪がメイクをする様子を見ていたのですが、いわゆる「プチプラ」と呼ばれる安めの化粧品でも、つやつやの卵肌になっていきます。
ならば私も、とその化粧品を借りて同じようにがんばってみたのですが、しみは隠れずしみのまま、しわには化粧品が入り込んでますます目立つ始末。
「大人の悩み」を隠せるものがあるのでは?と模索し始めたちょうどそのころ、普段はあまり見ない新聞の全面広告に「大人の化粧教室」という、私のハートをくすぐるキャッチコピーが目に飛び込んできました。
これは神様からのご指示に違いないと、ちょうど「近々ランチでも!」と会う予定になっていた友人(同級生)に白羽の矢が当たりまして。
2年ぶりに会う友人と再会の喜びもそこそこに教室に向かいます。
受講生は全7名で、皆様私たちより少々「大人」世代の様子、「手遅れではなかった」と胸をなで下ろし席に着きました。
まずは先生と受講生の自己紹介、そして皆さんの「大人」ならではの悩み(しみ、しわ、肌のくすみやたるみ など)と、「なんとかしたい!」という目標を共有しスタートです。
先生は、なぜ老けて見えるのか、ではどうしたらよいのか、という答えをイラストや写真などを使い、わかりやすく紐解いてくれます。
たとえば、いつも疲れて見えるのは「肌が疲れて全体的にくすんでいるから」。目力が衰えているのは「髪の毛と同様、まつ毛も脱毛しボリュームが減ったから」、「流行に合わせて、眉毛を剃っているうちに生えなくなってしまい、眉毛とまぶたの間にスペースが大きく空いたから」など。
解説のたびに「なるほど!」「やっぱり!」など、共感の声があちこちで漏れてきます。
一番納得したのは、「肌がたるんで、老けて見える」ことに対する対策です。はりがなくなり重力に従い下に下に向かう肉をなんとか阻止したい、とつい上方向にマッサージと考えてしまいがちですが、筋肉は「引っ張られた反対方向に反発する性質」があるそうで。
つまり、下に向かって圧力をかけマッサージしたほうが、筋肉は逆に上に張り上がり、たるみが解消できるとのこと。
さっそく専用のマッサージクリームをほおに塗り、下に下にマッサージします。そして、受講生同士で左右の顔を見比べたところ、「キャー、たるみが取れて肌が上がった!」と魔法にかかったかのような大絶賛があちこちから響いてきました。
なるほど、理論を聞くと納得できるし、何より忘れません。その効果は12時間程度とのことで、「朝、下向きにマッサージすると、日中はずっと頬が上がったまま」という解説に、みんな大きく大きくうなずいていました。
また、しみを隠すために「コンシーラー」を塗っているときは、つい「ここも、あそこも」と夢中になり、タイムオーバー。先生に「あちこち塗りたくなってつい厚くなりますが、塗りすぎは厳禁ですよ」と指摘され、はっと我に返ったり。
とにかくげらげら笑いながら、楽しく講義は進んでいきました。
よく考えたら、きちんと化粧を習った記憶もなく、自己流のままで年を重ねてしまいましたが、今回習った記憶を頼りに、心身ともに若々しく過ごせたらと思います。
付き合ってくれた友人にも大感謝です!
はっきりイラストで説明されると納得です。 | これらを駆使すれば、なんだかきれいになれそうな予感! | 最近、鏡でじっくり顔を見た記憶がないので、怖すぎます! |