喫茶店 日吉「まりも」が閉店!
喫茶店 日吉「まりも」が閉店するというニュースを見て衝撃をうけました。
弊社ナビゲートがある街、日吉。
私にとっては、住んではいないけれど学区内という、昔から通う街でもあります。
学生街でもあるため、多くのお店が集っていて、そして惜しくも閉店していったお店の数しれず。
名店と言われた(言われていましたよね?)レストラン小川をはじめ、アピタ、ケンタッキー、ローソン、もっとさかのぼればカプリチョーザなど、チェーン店でも例外ではありません。特に、レストラン小川が閉店したときのショックは、そこでの思い出を語る相手がいないだけに、一人しみじみとしたものでした。
そんな中で、日吉「まりも」は、前をよく通るけど、入ったことはないお店でした。
何の思い出もないのですが、でもいつもそこにあることが当たり前だって思っていたわけです。だからこそ、焦燥感に駆られます。
「まりもに行かなくては!」と、閉店1ヵ月になって、いまさら通い始めた私。
はじめての来店で食べたのは「オムライス」でした。
どこぞの名店のオムライスのように、デミグラスソースのこだわりとか、半熟卵がとろけだすとか、おしゃれさやおいしさを追求した味という感じではないのですが、感想は「あーなんだか懐かしい」。
スパゲッティーといえば、母がつくるナポリタンか、ミートソースくらいしかなかった、ちょっと甘いトマトケチャップがメインの時代の洋食(いや、失礼。もちろん母よりもプロの味ですけれど)。ちょっとクセになる味です。
こうなったら全種類食べたいと思う野望がありましたが、みんな考えることは一緒なんでしょう。毎日、これまで見たことのないほどの大盛況ぶりです。
先日は13時過ぎてからの訪問にも関わらず、オムライスが来たのは頼んでから、なんと40分後。店員さんも余裕がなさそうで、オムライスの卵もちょっとムラがあったり。
お店の人にとって一番ありがたいのは、すいている時間に行くか、むしろ行かないことなんじゃないかと思えるほどです。
こうなると毎日ランチに通うわけにも行かず、まだ3種類しか食べていないのに、閉店まで残り数日となってしまいました。
街も人も、変化は訪れます。それを惜しんでも仕方のないこと。
でも、その変化を見逃さないよう(食べ逃さないように?)にしていきたいと思いながら、今日もランチに入れたらいいなと思っています......。
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喫茶店 日吉「まりも」は2017年12月20日で閉店です。
お疲れさまでした。
今度は、新丸子店にも行ってみようと思います。
この入り口をいつまでも 見られると思っていました |
珈琲や紅茶をいただきながら 本当はゆるりと時間が流れるはずですが...... |
昭和な感じの店内 | 照明も素敵です |
行くたびに違う味のオムライスでした。 忙しいせいか、包む卵もムラが...... 中のケチャップもご飯と 混ざっていないことも... そんなところも良さだったりします |
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プリンも懐かしい味 食べるたびに固さが違うのも ご愛嬌 |
別の日のプリン。 夜行くと売れ切れです |
外の鯉。お店のこと 知ってか知らずか...... 見ていると餌をくれると思うのか 集まってきます |