最近心に響いた言葉
先日、この春小学校を卒業した娘に連れ添い、私も卒業式と学童保育の卒所式に参列いたしました。
どちらも6年間通いすっかり生活リズムとなっていただけに、寂しい気持ちで胸がいっぱいになるなか、子供たちに贈られた言葉ではありますが、私の心にも響く言葉をいただきました。
1つ目は、卒業式での校長先生の言葉です。
校長先生が教師になりたてのとき、ある有名な先生に会う機会があり、そこで「どうやったら今後、教師として伸びていけますか?」と質問したところ、「素直になることだ!」と言われたそうです。
他人の意見については、時にはいろいろと思うこともあるでしょうが、一度素直に受け止める。そのうえで疑問や反論があれば、ぶつければいい。まずは素直になることが、どんな分野においても伸びていく鍵となると言われ、校長先生はそれを実践してきたそうです。
そういえば、最近の私は「(人に)あー言われれば、こう言い訳する」、「(人の意見は)馬耳東風」の傾向が強くなり、お世辞にも「素直」とは言えない状態、これでは伸びるどころか短所がますますクローズアップされ「頑固なおばさん」まっしぐらとなりそうです......。
これから反抗したい時期に入るだろう娘はもちろん、最近体だけでなく心も凝り固まってしまった私にとっても、「素直になる」は、心に響く言葉となりました。
2つ目は、学童の卒所式での保護者代表からの言葉です。
もうすぐ中学生になる子供たちに向け、「君たちは失敗する権利がある。失敗を恐れていては何事も進まないが、大人になると失敗が許されないことが増えてくる。失敗が許される今のうちにいろんなことにチャレンジしてください」
たしかに......。これまで経験を重ね様々なことを習得できましたが、大人になるにつれ失敗を恐れ、つい無難な道を選ぼうとする傾向があるように思います。
すっかりそんな大人になってしまいましたが、今一度、失敗を恐れずいろんなことにチャレンジしていきたいとあらためて感じました。
その保護者代表は、普段は飲みの席でハジけていたり、マラソンが大好きでいつもトレーニングをしているイメージしかなかったのですが、「なかなかいいことを言うなあ」と思わされた一言でした。
当たり前のようで、すっかり忘れていたこのような言葉を意識して、これから過ごしたいと思います。
子供も親も、涙、涙の卒業式でした | 集合写真、娘は偶然校長先生と 担任の先生の隣をキープ! |
そして、いよいよ中学生になりました。 素直に、そして失敗を恐れない毎日を 過ごしてほしいものです。 |