四十路の原宿探険

2015年 01月 14日
［よ］ 日常生活

あけましておめでとうございます。
新年あけて間もない1月2日は、四十路真っ只中の［よ］が原宿に行くと決めた日でもありました。
ずっと地方で育ってきた［よ］にとって、原宿は憧れとともに遠い存在。
そういえば大学生のころ友人と原宿見物に来て、あまりの人の多さにおどろき、チラ見しただけで十分満足した思い出があります。
そのころは、山田邦子さんなどのいわゆる「タレントショップ」もまだ花盛りで、そういった店でお土産を買ったりして楽しんだような。

あれから20数年たち、原宿にこれといったご縁もなく過ごしてきたのですが、今年の正月も高校2年生の姪（大阪在住）と小学4年生の娘（原宿未体験）が共に東京で過ごすことになり、事前にどこに行きたいか希望を聞いたところ「原宿」との返答が！
若者が多そうだし、正月のバーゲンできっと歩けないくらいの人ごみのはず。でもこんなことでもない限り、この先も原宿にご縁などなさそうな［よ］なので、いい機会とばかり一緒に探険することにしました。

主な目的は、姪と娘の買い物、そして名物のクレープを食べることです。
最近耳にするJK(女子高校生)とJS（女子小学生)は期待に胸ふくらませ、お年玉を軍資金に、すでに雑誌などで行きたい店や買い物したい物をチェックしている模様。
私はといえばトラブルなく無事に帰宅できるよう、せめて大きな通りと、ランドマークになる建物くらいは迷わず行けるよう下調べです。
メンバーは姪と娘、そして姪の母と［よ］の4人！

まずは有名な竹下通りから。
バーゲン期間とお天気の良さもあり予想通りの人ごみですが、JKとJSは地図で店をチェック済みのようで、お目当ての店を目ざとく見つけると「行ってくるね」とあっという間に店内へ。
一方、店の中で彼女たちを見失わないようヨロヨロと後を付いて行ったり、じっと店の前で待っていたり、と挙動不審の四十路［よ］
ボーっと待ちながらも辺りを観察すると、最近の若者はなんとおしゃれでかわいいことでしょう。まあ、そういった若者が原宿に集まってくるのでしょうが、私がJKだったころ、みんなこんなにおしゃれしていたかな......。
店のスタッフは店頭で「今からタイムセールを開催します！全品30%オフ、全品30％オフ、ぜひお越しください～～」などと、大きな声を張り上げて繰り返しアナウンス！
近隣の店に対抗すべくがんばっています。
この寒空の中、偉いな、と見とれながらも、買う人、売る人、どちらの若者からもパワーを感じました！

そんなことが何回か繰り返され、小腹も空いたことだし名物クレープを食べることになりましたが、ここは、昔々食べたことのある某老舗のクレープ店を［よ］が指名！
久しぶりに原宿クレープを堪能し、小腹が満たされるとさらに竹下通りの探険は続きました。

さて、原宿のランドマークの一つでもある「ラフォーレ原宿」、［よ］が知っているのはこのビルくらいなのですが、「できれば行ってみたい......」とJKとJSに懇願し、迷いながらもたどり着きました。
こちらは竹下通りに比べると幾分落ち着いた雰囲気の店もあり、何も買わないつもりだった［よ］も、つい買い物士気が高まってしまい......。
ある店であれこれ見ていると、娘に「おっかあの着る服なんて、ここにはないよ！」と冷たく言い放されましたが、「お母様とお嬢様、親子でお買い物される方も多いですよ」とスタッフの優しい笑顔が天使に見えてしまい、つい財布の紐がゆるんでしまったのが、右下写真のセーターです。（2着で○○円というセールスに乗ってしまいました）

それぞれの戦利品を手に、今年もがんばろう！とココロに誓った原宿探険でした。