猫の手はこう使う。
最近、実家で飼っている猫(推定14才、メス)に、自動給餌器を購入しました。
現在実家は、高齢の両親と、これまた高齢猫の3人家族。
毎日猫の餌をあげるという使命があり、両親が共に数日間家を空けるのが難しく、どちらかが留守番でした。どうしても二人で出る必要があるときは、これまでは親戚や近所の方に餌やりをお願いしていたのですが、そんな方々もそろそろご高齢だったり多忙だったりでなんだか申し訳ない。
世の中進んでこんな便利な物があるのなら、一度試してみようか、という話になった次第です。
高齢とはいえ、食欲旺盛なうちの猫は、食べ物に関するアンテナは衰えることを知りません。誰かが冷蔵庫を開けたかと思うと、すごい勢いでどこからでも飛んできて、冷蔵庫を開けている者の膝によじ登り、「何かちょうだい!」とおねだり。
食卓でも、特にちびっ子はいつも格好の標的となり、隙あらば食べている物を奪われます。
この自動給餌器は、1日に与える回数と時間、餌の量をセットできるようになっています。
時間が来たら、一定量が勝手に出てくるこのマシン。もちろん彼女は何も知らないので、最初は「これなんだ?」と不思議そうに眺めていたようですが、ここから大事な食料が出てくると知ったとたん。
非常に興味を持ったのか、餌の出口を「ちょいちょい」と手で突くようになりました。
そんなことをしても普通は出てくるはずはないのですが、たまーーにラッキーな事に1粒2粒ぽろりと落ちてくることがあります。それを満足そうに食べ切ると、また期待して、さらに「ちょいちょい」と突いてみるようです。
ともあれ、決して安くない買い物ではありましたので、気に入ってもらえて一安心ではありました。
「猫の手も借りたい」ようなときでも、うちの猫も当然のことながら知らんぷりですが、都合のいいとき、彼女はこうやって手を使っているようです。
役に立てるか、自動給餌器 | 普段は人から 食べ物を奪うのが得意ですが |
なんだ、この物体?! |
この出口、あやしい......。 | もしかして、ここから出てくるの? | まだまだ食欲旺盛なの。 なんか文句ある? |