つながれ、つながる
先日、日本人女性の平均寿命が87歳とニュースで見て、人生のちょうど半分地点にいることを実感した[よ]。
今のところ、大きな病気をすることなく比較的元気に過ごしていますが、昔に比べると体力記憶力など衰えを感じることも多々あり、気力だけが空回りすることも多いです。
そうこうしているうちに、あっという間に年を重ねていくのかな、と不安になることが増えてきました。
こんな気持ちを共感できるのは、同世代でやはり同じ悩みや不安を抱えている友人たち。
しかし、気が置けない学生時代の友人のほとんどは遠い場所にいたり、また比較的近くに住んでいても、昔のように頻繁に会うことはままなりません。
性格なのか世代のせいなのか、周囲にはSNSの便利な機能を使いこなす友人は少なく、すっかり時代から取り残されていたのですが、最近急に「LINE」を始める友人がぽつぽつ出てきました。
私も1年くらい前からLINEを始めたのですが、メールに比べると、宛先やタイトルなどの入力が不要だったり、これまでの会話の履歴が一目で確認できたり、と気軽に使える点で気に入っています。
そして最近は、大学時代の友人3人でグループトークを楽しんでいます。
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「おはよう、こっちは雨だよ(宮崎の友人)」
「え?こんなにいい天気なのに......。じゃあ、こっちも明日は雨かな(横浜の[よ])
「今日はゴルフ!じゃあ、天気がいいうちに、ベストスコア目指すぞ!(ゴルフ好きな友人)」
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「昨日は運動会の予行演習で疲れた(教師の友人)」
「運動会があるの?大変だ!体力がないぞ。 あ、運動するのは生徒たちね(一般企業勤務の友人)」
「私も運動不足だなあ、何かスポーツ始めなきゃ...([よ])」
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メールや電話でわざわざ伝えるほどではない、ちょっとした近況や愚痴、悩みなどを、遠く離れてはいるけれど、気兼ねない友人たちに聞いてもらったり共有したり。
これが意外に強いパワーを与えてくれています。
最近耳にする「既読疲れ」などのストレスに陥らない程度に、適度に細々と。
人生あと半分残っていますので、遅ればせながら時代の波に身をまかせ、有意義に過ごせたらと思います。
たわいないこんな会話が意外に嬉しい! |