たけのこ掘り
先日、私が住んでいる団地で「たけのこ掘り」が開催されました。
団地の敷地内に竹林(孟宗竹)があり、毎年春になるとにょきにょきとたけのこが芽を出します。
コロナの影響で3年ぶりにイベントが開催され、今回初めて我が家も参加してみました。
スコップ、軍手、ビニール袋を持参のうえ、集会所に集合すると自治会の方が案内してくれました。久しぶりの開催とあって、50家庭くらいは集まっていたかもしれません。
普段は立ち入り禁止となっている竹林に足を踏み入れるのも何だかわくわくします。
自治会の方いわく、今年は「裏年だからあんまり収穫は期待できないかなー」とのこと。
竹には表年と裏年があるということを初めて知りました。
それでも注意深く探してみると、ひょっこり芽を出したたけのこを発見!
スコップで少しずつ掘っていくと、小ぶりなたけのこを収穫することができました。
その後も探してみましたが、他の方が収穫済みだったり、育ちすぎているものばかりで2つ目までは収穫ならずでした。
ありがたく収穫したたけのこを家に持ち帰り、まずは下茹でを。
穂先をカットし、縦長に切り込み入れ、自治会の方からもらった米ぬかを入れて、大きめの鍋で茹でました。本来はとうがらしを1本入れるところ、家には輪切りにカットされたとうがらししかなかったため少し入れて代用。
50分ほど茹で、竹串ですっと中までささることを確認してから、水で米ぬかを洗い流しながら皮をはがして下茹で完了です。(たけのこの調理も初めてのため、サイトで確認)
家族からたけのこご飯のリクエストがあったので、たけのこを適当の大きさにカットして、油揚げ、醤油、みりん、出し汁を入れて炊飯セット。
炊き上がると、部屋中によい香りが広がり、その日の夕飯にいただきました。
苦味がほとんどなく、たけのこの食感もとてもよく、家族に大好評でした。
団地の敷地内で収穫した新鮮なたけのこをいただきたながら、春の味を楽しみました。
たけのこを発見! | 収穫できました! |
かなり育っています。 | 竹林の中は清々しいです。 |
2合炊きにちょうどよい量でした。 | たけのこご飯が美味しくできました! |