消費税増税に向けて
4月からの消費税増税という事実は、頭ではとっくの昔にわかっていたことでしたが、まだまだ先のことと背を向けていました。
そして、いよいよ来月から増税という事実が目の前に迫り、手遅れながらあたふたしております。
わが家は夫婦と小学生の娘1人という核家族です。もともと倹約を心がけており、いたってこじんまりと生活をしております。実家は農家なので、米や野菜、日用品なども、ほとんど親から送ってもらえることもあり、増税前に買っておく物はないかな、と思ってはいたのですが。
しかし最近は、新聞広告で見かける「増税前ラストチャンス」「増税前のお買い物チャンス」「今なら間に合う、かけこみ応援セール」「増税前まとめ買いセール」などの言葉にめっぽう弱く、つい「あれもこれも買っておかなくては!」と、安売りで有名なスーパーに車を走らせる日々です。
普段は絶対食べないようなドレッシングなども「もしかしたら使うかも」という無駄遣いの悪魔が私の耳元でささやき、勢いづいて気づくとかごに入っています。賞味期限が切れないうちに消費できればよいのですが......。
視覚に入る広告は、見ないようにすればいいのでまだ避けることもできるのですが、誘惑に負けそうになるのは、店内で流れるアナウンスです。こちらはその場から逃げない限り否が応でも耳に入ってきます。
「消費税増税は、もう目の前、今のうちにぜひお買い物をお済ませください!」などと繰り返し聞くと、「あ、買っとかなきゃ」という焦りがどんどんわいてきて、気づくとかごにあれやこれやと日用品が入っています。
そして、会計時には貴重な福沢諭吉が出て行くという、先行投資とはいえ悲しい始末。
そのほか、最近見えにくくなったコンタクトレンズ、フレームが壊れかけた眼鏡、美容院、常備薬など、3月31日ぎりぎりまでわが家の駆け込み消費は続きそうです。
日々の生活では、交通費や娘の習い事の月謝の半分くらいも上がります。
日本国民として仕方がないことではありますので、4月からは、最近の駆け込み消費分を清算すべく財布のひもをきゅーっと引き締めて生活をしたいと思います。
わが家では欠かせない酒類 調子にのって飲み過ぎないよう気をつけます! |
いずれ買い替えなければ、と思っていた大物は 去年秋に購入済です。 |