2010年締めくくり
クリスマスも終わり、あっという間に今年も残りあとわずかとなりました。
駅や街などですれ違う人々の会話も「どうぞよいお年を?」という言葉が聞こえてくるようになり、駅前やお花屋さんにも正月飾りが並びはじめました。
今年一年、皆さまにとってどんな一年だったでしょうか。
私にとって、この一年は「歴女」の芽が出た一年でした。
きっかけは、なんといっても今年の大河ドラマ「龍馬伝」。
*以前の歳時記「長崎さるく」でもその内容について書きました。
坂本龍馬はもちろん、その時代に生きたさまざまな人々の人生に感動し、また切腹というシーンに何度泣いたことか......。幕末という激動の時代を知れば知るほど興味深く、学ぶことがいろいろあります。今年の気持ちを漢字1字で表すならば「志」です。
一方で、日本文化というものにもあらためて興味を持ちました。
先日、生け花を本格的に学んでいる方にお花の生け方を教えていただき、はじめてお正月用の生け花に挑戦しました。
松は、枝が太く剣山に刺すにはものすごく力を使いました。
松やにで手がべとべとになることも気にせず、無我夢中で生けました。
花材をどんな長さで、またどんな角度で生けるかによって雰囲気がまったく変わるのですごく面白かったです。生けたお花を部屋に飾ると、一気にお正月モードとなりました。
ところで正月飾りというと、飾りつけをしてはいけない日があるそうです。
それは、1月29日と31日。
29日は、二重苦ということで縁起が悪いようです。
31日は、一夜飾りといって、年神様に失礼になるとのこと。
そうなると、忙しい現代人はなかなか飾りつけができないかもしれませんね。
弊社も本日で仕事納めとなり、正月飾りを玄関に飾りました。
皆さまどうぞよいお年をお迎えください。
教室で生けたお花 | ナビゲートで用意した正月飾り |
弊社の最寄り駅周辺の様子 |