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衣替えに向けて


[ま] 日常生活

もう5月も終わりに近づき、ときどき真夏の暑さを感じるほどの日もあります。
薄着になる人も増え、衣替えの季節がやってきました。

その準備と薄着対策を兼ねて、区の社会保険センターに行ってきました。なぜ社会保険センターなのか、どういうかかわりがあるのと、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
目的は1つ。ダイエットです。
社会保険センターにはトレーニングルームがあるところが多いようで、生活習慣病予防の為の健康診断付きトレーニングメニューを作ってくれるのです。
それ以外にも男の料理教室、三味線、着付けなど50種類のさまざまな教室があるそうです。

思えば27歳のころに交通事故にあって、当時は歩くのにも苦労していました。しかし外傷ばかりでまったく内臓には問題がなかったために食生活はいつも通りに過ごしていました。
また、入院中は同室の方の手に余る残り物をおすそ分けとして片づけさせられていたため、一日4回も食事をとっていました。
消費カロリーが少ないままこのような生活を送っていたため、退院するころには20キロあまりもぜい肉を蓄えてしまっていたのです。

その後もこれといってスポーツもせず、現在に至っては、体を動かすのは通勤時と日々の買い物だけ。
たまに散歩をすることもあるのですが、きちんと日を決めてはやっていません。
退院当時より少しは体重が減ったものの、この5年間は重たい脂肪を身に付けていたわけです。

以前の私の体重を知っている主人は、私の腹部の脂肪をつかんで、
「これはいつまで大事にとっておくの?」
としきりに尋ねてきます。
また、帰省時などには実家の父も 、
「お父さんもやせたんだ、「ま」もやればできるんだ」
と圧力をかけてきます。
確かに父は現役時代は姫だるまのような体型をしていたのに、今ではちょっと太めレベルになっています。退職後にウォーキングを始めて、ウエスト周りが20センチほど細くなったので、父の言葉は非常に説得力があります。
私自身もいい加減、体が重たいのが嫌になってきました。

このようないきさつでダイエットに対し、重い(物理的にも重たいですが)腰をあげたのです。
社会保険センターへいって、まず健康診断を受けました。その結果は、
BMIが24.9%
体脂肪率が35.4%(汗)
脂肪量20.9キロ
肥満度17.9%
結果を見たときに家に帰りたくなりましたが、ここで帰ったら近い未来はドラえもん体型が決定づけられてしまうのです。数字はうそをつかないので、この結果を現実のものとして受け止めることにしました。
その他に身長・体重・骨密度・血圧なども測ってもらえます。
生活習慣病を防ぐ食事の作り方も教えてもらいました。

トレーニングルームでは、交通事故で膝を壊した私に合わせてトレーニングメニューを作ってくれることになりました。
自転車をこぐようなものやバーベルや腹筋ができるマシン等、設備もそろっています。なんとマッサージをしてくれるマシン(全長2.5メートル!)もありました。
来週くらいには私に合うようにつくられたメニューを見せてもらえるそうです。
かなり楽しみです。

ダイエットというものは1カ月に1?2キロ落とせばいいものだそうです。トレーニングも週に1?2回くらいでいいそうです。
これくらいのペースなら私にもできそうな気がしてきました。

来年の初夏には、もう少し標準体重に近い体型になっていればうれしいなとその姿を想像しつつ、頑張ろうと思います。せめて薄着でも恥ずかしくならないレベルには持っていくのが望みです。
また昔の9号サイズが入るようになれば、明るい暮らしが待っているような気がします。

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