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お手軽にツナ缶を楽しもう


[ま] 日常生活

実はナビゲートに入社する面接の時に、履歴書に趣味:料理と書いたのですが......
昨年の夏から全く自家製お弁当を持ってきていないので、不審に思われているかと心配な「ま」です。私の中でお弁当ブームが沈静化したという理由もひとつあります。また、料理が趣味というのにも注釈がありまして、「手がかからない」料理を指しているのです。

幼い頃から通知表の家庭科の成績が芳しくなく、実家の母が私の行く末を非常に嘆いておりました。幸い10代から一人暮らしをしておりますので、それなりに料理の場数を踏み、なんとか夫を飢えさせないような食生活を営んでおります。しかし、千切りは「十」「百」レベルのままで、「千」になった経験は皆無です。煮物の面取りや海老の背わた剥きは、気合いが入らない限りいたしません。

しかし、そんな不器用な私でも、たまには家族に好評な献立を作ることもあります。
今回の歳時記でご紹介する献立は、ナビゲートのお客さまからいただいたツナ缶を使ったものです。(お土産をくださったお客さま、ありがとうございました。)
作ったのはこちらです。


冷ややっこにでもしようかと思っていた豆腐といただき物のツナ缶、ありあわせのきのこ等で、さっくりでき上がりました。濃いめの味付けが好きな夫は、でき上がったものに辣油やお醤油を加えておりましたが、そのままでもおいしかったと私は思います。メインのおかずにはなりませんが、副菜としてはいけそうです。たまたまwebの料理系掲示板で「お豆腐をレンジにかけて食べるのが好き」という書き込みを見まして、検索のキーワードを「豆腐・レンジ・作り方」(はっきりとは覚えておりませんが......)で試してみたときに引っかかったレシピだと思います。同じ検索wordでひっかかるレシピはほかにも多数ありました。

今回、一昨年購入した「レンジで煮込みができる器」を初めて使いました。管理栄養士の資格を持つ友人に勧められて購入したものです。夫も私も昔気質の人間なのか煮物はガスで作るのが定着していて、なかなか使う機会がなかったのです。「せっかく購入したのに、全然食卓であの鍋を見かけないね」といって私をからかうのを、夫は持ちネタにしておりました。今回はそれを覆せたことがなんとなく嬉しい、というのもあります。
夫は料理が好きなタイプですので、早い時間に帰宅したときには、腕によりをかけて料理を作ってくれることが頻繁にあります。彼は手先も器用なので、千切りや浅葱の小口切りは、常に彼の担当業務になっています。しかし、生来不器用な私が作る場合には、私にできる範囲のおいしいものを食べてもらえればいいかな、と思います。夫からは「炎の料理人」(炒め物をすると時々コンロから引火してパンに炎が上がっているため)とけなされておりますが、できることから頑張っていきたいと思います。

群ようこさんの料理エッセイに、「登山でも初心者は高尾山からはじめるように。いきなりエベレストは無理」(このような意味合いの文章でした)、と書かれていました。私も同じ気持ちで励んでいきたいと思います。まずは、複雑な段取りがある献立を嫌がらないことから始めるのがよいのかもしれません。

***おまけのレシピ***

お客さまからはツナ缶を3ついただいておりました。1つは上記のレンジ蒸し豆腐に、もう1個はなめたけと合わせて炊き込みご飯にしてみました。(最後に残った1個は夫がそのまま食べてしまいました。)

炊き込みご飯も簡単ですので、ご紹介します。


このサイトにあるように、ダウンタウンの浜ちゃんの奥さんがTVで紹介していたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。私が実際に作った時にはこのレシピよりバターを少なめにして、風味付けにひじきふりかけを入れてみました。乾燥ワカメを加えるレシピもあります。また、他のレシピによると、大葉や三つ葉を添えてもおいしくいただけるそうです。

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