季節を楽しむ
正月は実家に立ち寄り、おせち料理を食べながら、とりとめのない話に花を咲かせたりと、のんびりと過ごしました。
しかし問題が一つ。
子どもたちはおせち料理が苦手で食べられるものが極端に少ないのです。
普段でも野菜が苦手だったり、好き嫌いが多いのですが、ことに、なじみのない食材だらけのおせち料理には手を付けてくれません。
そんな私も昔はおせち料理が苦手でしたが、一年に一度の貴重さも相まってか(?)今ではすっかりおいしくいただけるようになりました。
不思議なものです。
考えてみると日本には四季があり、さまざまな行事でその季節の食材を食べる機会があるので、毎回とても楽しみにしています。
たとえば、
2月:福豆、恵方巻き(節分)
3月:はまぐりのお吸い物(ひな祭り)
5月:よもぎの柏餅(こどもの日)
寒くなってからは12月(冬至)のかぼちゃ料理などもありますね。
行事食には、それぞれに家族の幸せや健康を願う意味が込められているとか。
一つひとつの料理に先人達の食の知恵や願いが盛り込まれていると思うと幸せな気分になります。
残念ながら、今は好き嫌いが多くまったく行事食が食べられない子どもたちですが、その時々の行事食を食卓にプラスして楽しい思い出を作っていきたいと思います。
かぼちゃの煮物(冬至) 食べられなくても季節を感じてほしい! |
七草がゆ(1月7日) 緑か?緑がだめなのか? |
番外編:ゆず風呂(冬至) 行事食ではありませんが、 ゆず風呂(ゆず湯)はこどもたちに大好評でした。 |