四十路、走り方教室に参加
いつの間にか走れるようになって、すでに40数年。
全般的に運動は苦手で幼いころから運動会で活躍したことがありませんが、最近、友人に誘われてランニングをするようになりました。10キロを走る大会を目標に自分なりに練習を重ね、完走が精一杯だったレベルから、タイムが気になり始め、ちょっとした達成感も感じ始めたその矢先。
なんと、練習中に股関節周辺を痛めてしまいました。
残念ながら友人とエントリーしたその大会には参加できず、その後半年間通常生活でも痛みが続く状態でしたが、最近やっと走っても痛みが少なくなってきました。
さあ、新しい目標に向かってトレーニング始めなきゃ!
でも、また痛めたら大変だし、そういえば走るフォームは自己流。怪しいフォームだと繰り返し痛める原因にもなってしまいます。
ならば、とあるスポーツメーカー主催のランニングクリニックに参加してみることにしました。
昨今のランニングブームもあるのか、初級者用のプログラムは定員オーバーの20名!みんな成人です。
私のように、どうしたら体の負担を少なく効率よく走れるかと日々研究されているのか、2時間のトレーニングも真剣そのもの。
まずはフォームの点検です。
意外ですが、上半身をしっかり使うとより早く安定して走れるそうで、肩甲骨のストレッチやトレーニングをしたり、腕を振る角度や大きさなどを点検します。
実は小学生のころ、兄に「お前の走り方ってすごく変だ!」と言われ、それ以来ずっと気になっていたのですが、どうやらフォームとしては許容範囲のようでした。
さて、今回痛めてネックになっている下半身ですが、足の付け根にある「腸腰筋」の筋力アップ、そして、腸腰筋を伸びやかに動かせるよう、片足立ちで筋トレをしていきます。お尻歩きも腸腰筋を鍛えるには効果的だそうです。
なるほど!頭ではなんとなくですが理解できました。
もちろん1回やったくらいで、突然走りが安定したり早くなるわけはありませんが、意識すればそのうち......。
最後にみんなで5キロの実践ランニング、何となく足取りが軽い気がするのは気のせいでしょうか。
朝晩は多少秋風を感じるようになったので、さらに実践していきたいと思います。
右は、肩甲骨を鍛えるチューブ 左は腸腰筋を鍛えるチューブ |
この状態で片足を横に高く上げて行きます。 軸足がふらふらしますが、ふんばります。 |
コーチの指導に従い、いざランニング実践へ! | 真夏の真昼間でしたが、なかなか快適に走れました。 |