ハッピーハロウィン!
早いもので10月も終わりに近付きハロウィンが目前になってきました。
日本でもすっかり市民権を得た秋のイベントとなり、町のあちこちでカボチャのジャック・オー・ランタンやコウモリがかわいらしく飾り付けられています。
そんな中、友人とお茶をした近所のカフェバーでひと足早くハロウィンパーティが開催されることを知り、これも何かの縁だろうと好奇心の赴くままに参加してきました。
できればハロウィンらしく仮装してきてください、と店員さんに言われたものの、申し込んだのが開催日の2日前だったので凝った衣裳は用意できません。
翌日慌ててドン・キホーテに行って、ディズニー映画に登場するピンクのクマのパーカーを買いました。
これならお店まで歩いていく間もそれほど悪目立ちせず恥ずかしくありません。モコモコの暖かい素材なのでこれからの時期は部屋着にも使えそうです。
お揃いで着ればより仮装しているように見えるだろうと、友人も同じキャラクターでデザイン違いのパーカーを購入しました。
当日の夜ドキドキしながらお店のドアを開けると、賑やかな音楽と色とりどりの照明が踊る中、既に何人か仮装した人達が楽しそうに談笑していました。
全身を緑色に塗った人や頭からつま先までカボチャで飾った人など、思っていたよりも本格的な仮装に驚きつつ、私達も上着を脱いでピンクのクマに着替えます。
このお店には何度か来ていますが、常連というほどの頻度ではなく店員さんとも親しいわけではないので、始めの数分は友人と二人で借りてきた猫のようになっていましたが、近くにいた緑色の肌の女性が話しかけてくれたことで徐々に輪の中に入ることができました。
話を聞くと他のお客さんはほとんどお互いに顔見知りのようで、普段からお店に通っている人もいればこういうパーティの際に顔を出す人もいると教えてもらいました。
私の顔を見て「たぶん見たことある気がするんだけど......」と仰っていた方もいましたが、お互い仮装もしていたため真偽のほどは不明です。もしかしたら今後お店でばったり会うことがありかもしれません。
お酒を飲むパーティといえば陽気で勢いがありすぎる人がいたり、酔った客同士のトラブルが起きたりするのでは、と少し心配していましたが、幸いにも皆さん過度に騒ぐタイプではなく、自由に踊ったりお喋りしたり、気ままにお酒と食事を楽しんでいて、私も友人も激しい乗りには乗れない性格だったので安心して過ごすことができました。
それでもお酒はそれなりに飲み、パーティはまだまだ盛り上がっていましたが、日付が変わる前にはお暇して帰路につくことにしました。
友人を我が家に泊めることにしていたので、二人で寝床の準備をしたあと暖かいお茶を飲みながら初めてのパーティでドキドキしたね、でも楽しかったね、と一休みして眠りにつきました。
振り替えるとハロウィンらしいことは仮装しかしていないイベントでしたが、普段こういったことは参加せず新しい人との出会いが滅多になかったので、思い切って行ってみてよかったな、と思います。
[に]と友人A。実はしっぽも付いています。 | 本格的な仮装にビックリ。マレフィセントの衣装はなんと手作りだそうです。 |
店内もハロウィンらしく飾られています。 | お酒は自分で作るスタイル。度数を調整できるので安心です。 |