サンキライでリース作り
夜、街を歩いていると、きらびやかなクリスマスのイルミネーションがそこかしこに飾られ、目を楽しませてくれるシーズンがやってきました。
そんな中、わが家でもクリスマスツリーを設置し、子供たちとともに、おもむくまま飾り付けを行いました。
例年はクリスマスツリーを飾ってクリスマスの準備は終了なのですが、
先日、ふと弊社近くの花屋を立ち寄った際に、かわいらしい小さな赤い実のついた、つる性の植物が目にとまりました。どうしても気になり、お店の方にその植物の名前を尋ねたところ「サンキライ(山帰来)」という植物とのこと。
時間がたっても実落ちが少なく、今のシーズンではクリスマスのリース作りにうってつけというお店の方のおすすめもあり、サンキライを初購入してみました。
5?6本のサンキライをわっさわっさと揺らしながら家路につくと、さっそく子供たちが興味津々な様子で集まってきました。
せっかくの機会なので子供たちと一緒に作ろうと包装紙をといてみると、なんと、かわいらしい外見とは裏腹に、つる性の枝は固く、なおかつバラよりもするどいとげが枝に無数ついているではありませんか。
子供たちよ申し訳ない......。危険がともなうため私ひとりでリースを作成することにしました。
とげにささり悶絶しながら作業を進める私を面白がって笑う子供たちを尻目に奮闘すること15分。無事に(?)リース状に形成することができました。
おまけに赤いリボンを無造作にくるくると巻いて、リースの完成です。
いざ玄関の外にかけてみると、今まで殺風景だった玄関が少しだけ温かみが増してみえるような気がします。ポインセチアもあわせてかざってみると、すっかりわが家もクリスマス仕様になりました。
最近はますます気温が下がってきており、外出時ドアを開けるたびに身の縮こまるような寒さと緊張感を感じる今日このごろですが、その手作りのリースを見るたびに「ほっ」と温かい気持ちになります。
店頭で売っているような豪華なリースにはほど遠いわが家のリースですが、私にとっては毎朝ちょっとした幸せな気分を与えてくれる唯一無二のリースとなっています。
ぜひ一度みなさまも機会があれば試してみてはいかがでしょうか。(軍手は2枚重ねて作製することをおすすめします......)
リースになる前はこのようなまっすぐな姿です。 | なんとか完成 | 意外にもするどいとげを持っています。 |