大人の社会科見学
先日、小学校からの同級生5人で大人の社会科見学と題して、皇居と国会議事堂へ行ってきました。
皇居は今回初めてでしたが、国会議事堂は小学生の時の社会科見学で訪れていたはずなのに、記憶がほとんど残っていません。国会議事堂をバックにした集合写真は残っているはずなのですが……。
国会議事堂の見学は無料です。見学は衆議院側と参議院側があり、
今回私たちは天皇陛下の御休所や傍聴席のある衆議院側の見学へ
ちなみに皇居を見学してから国会議事堂へと徒歩で移動したのですが、
国会議事堂の見学受付時間に間に合わない!と
10月の真夏日に、大人たちは猛ダッシュすることに
なんとか見学をさせてもらえたのですが、穏やかな時間が流れていた皇居から一転
息があがって汗だくの状態からの見学スタートでした……。
さて、よく国会中継などで目にする
衆議院議場と呼ばれる本会議が開かれる議場は一般傍聴席から見学できます。
普段テレビからしか見ることがない議場の360度の景色
彫刻もステンドグラスも照明の1つ1つも、迫力と趣がありました。
少しコンパクトに見えるのですが、450畳の広さがあるそうで
当時マイクがなかったため、議員の声が通るように工夫された設計になっているそうです。
たしかに声を発してみると、とてもきれいに響きます。
国会議事堂は、議場の天井のステンドグラスがイギリス製、
各部屋の鍵と廊下のポストがアメリカ製である以外は
当時の国産品で全て造られているというのも驚きです。
日本全国から集められた40種類以上の大理石は、現在では手に入らない石もあるそうで
国会議事堂は別名「石の博物館」、さらには「二度とつくれない建造物」とも言われているそうです。
そんな貴重な建物だったとは。小学生の頃は露知らず。
改めて、国会議事堂の真っ正面で友人達と写真撮影。
大人になって良さに気づくことは度々ありますが、今回まさにそれでした。
行ったつもり、知ったつもりでもまだまだ奥が深いものです。
このあと汗をかいた大人たちは、豊洲へ移動し、冷たいビールで乾杯してお寿司を食べるのでした。
海外に住む友人が帰国する度に開催される大人の遠足・社会科見学
次回はスポーツ系(バッティングセンター、バレーボール、サッカーなどなど……)という案も。
ビール片手に、次回までに体力をつけておかないとーと言う大人たちです。
国会議事堂をバックに撮影は何十年かぶり |
傍聴席から見下ろす議会 | せり出しているのは「貴賓席」 |
最高の品質、別世界の御休所 | 御休所の入口は大きな1枚の大理石でできています |
中庭には鯉が泳いでいました | 照明もステキです |