夏祭りのお手伝い
先日、娘が通う小学校で夏祭りが2日間開催されました。
近隣の各自治会がまとまって行うこの夏祭りは、地域で最も盛大なイベントです。
数年前のコロナ渦では、中止、または飲食系の模擬店は中止のうえ1日だけ開催、となったこともありましたが、見事に復活し、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
所属している自治会では、焼きそば店を出店することが恒例となっており、今年度、自治委員の我が家は、夏祭りのお手伝いから逃れることはできません。
夫は焼きそばを焼く係と片付け、私もキャベツ切りと焼きそばの販売係を担当することになりました。
キャベツ切り係は15時に小学校の家庭科室に集合とのことで、当日35度近い暑い中、熱中症対策をしながら向かいます。
持参したまな板と包丁を出し、エプロン、三角巾を身に付けると、キャベツの箱が目の前にどーんと置かれました。「こんな感じで切ってね」と先輩に見本を見せてもらい、26玉を5名でざくざく切っていきました。その他の野菜は、もやしだけだったのでカットの必要はなく、30分ほどで終わりました。
校庭の自治会ブースでは、大きな鉄板が用意され、具材の準備が整うと焼きそば焼きがスタート!
こちらもベテランの先輩方から手ほどきを受けながら、焼き係さんが勢いよく焼いていきます。水はいっさい使わず、麺に焦げ目を少し付けるのが美味しさの秘訣なのだとか……。
焼き上がった焼きそばは、バットに移され、包み係に渡されます。
1回で焼き上がった焼きそばは、30個分、均等になるように分けていきます。
さらに紅しょうがを添え、青のりをかけて完成です。
「これ少ないよ!」「これ多いよ!」「そんなに紅しょうが入れたら、すぐなくなっちゃうよ!」などと声が飛び交います。
17時になり販売を開始すると、あっという間にお客さんが長蛇の列に。
私は主に焼きそばを購入分袋に入れて渡す係を担当し、慌ただしく時間が過ぎていきました。校庭の真ん中では、盆踊りの音楽が鳴り響きます。18時過ぎに後半の係の人とバトンタッチし、ようやく私の役目が終わりました。
裏方には、アルコールやソフトドリンクなどの飲み物、お菓子なども準備され、自由に食べたり飲んだりできるようになっていました。
毎年ボランティアでお手伝いをしてくれる人たちは、「無料で飲めるし、楽しいからね!」とのこと。
確かに汗だくになり大変ではありましたが、同じマンションに住む人たちとの交流はなかなか楽しいものでした。
具材を準備します。 | キャベツを焼いていきます。 |
麺を焼いていきます。 | パックに詰めていきます。 |
皆さん、自分の持ち場でがんばります。 | お客さんに販売します。 |
だんだん日が暮れてきました。 | 暗くなると提灯の明かりがきれいです。 |