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カナダからの(LINEでの)手紙


[よ] イベント

「ラブレター フロム カナダ〜 ♪ 」という歌。
昔々、私が幼かったころに流行り、幼い故、内容は理解できずとも覚えやすいメロディーで、よく友達と口ずさんだ記憶があります。
その後、残念ながらカナダには縁がなく、すっかり忘れかけていましたが。


この夏、大学生の娘が、短期間ですがカナダでの語学研修に参加しました。
ふと、この「カナダからの手紙」の曲を思い出しつつ、「手紙をしたためるほど長期間ではないし、しばらく娘とは気軽に連絡は取れないな」と思いましたが、それは過去の話のようです。


空港で「気をつけてね、行ってらっしゃい!」と別れた後から、LINEで連絡ががんがんやってきます。

・飛行機のトラブルでカナダでの乗り換えができず、急きょ空港近くのホテルで1泊することになった。
・研修を主催している学校に連絡しても、誰も電話に出ない、どうやら、ホテルは自分たちで探すしかない。
・一泊旅行しようとホテルを予約したが、いざ現地に行くとホテルがない!騙された??
・想定外のホテル代や友達の経費の立て替えなどしていたら、クレジット限度額が一杯になり、すぐに使えるお金がなくなった……。


便利ではありますが、知らなければいいような状況までリアルタイムで連絡があり、助けたくても手の届かない場所にいる娘に、ヒヤヒヤしっぱなしです。
その後も、「便りがないのは良い便り」どころではなく、

・やっと大学に着いた。部屋はこんな感じ!
・今日は何を勉強した。
・午後から外出して、○○を食べた。
・休みは○○に観光に行った、楽しかった。

など、逐次報告があり、私を安心させようとしているのはありがたいのですが、英語の勉強のはずが、こんなに日本語を使ってては何のためにカナダまで行ったのか!?


そこで、せっかくいい機会なので、日本語ではなく英語でLINEをしよう!と提案しました。
しかし、学生の娘はともかく、私は学生時代を終えてからは英語に縁がなく、たまに海外に行ってもボディランゲージ一本勝負、いざ文章にしようしてもフレーズが出てきません。

幸い無料の翻訳アプリがあるご時世、さっそく恩恵にあずかり、コピペでなんとか英語で返答……。
冷や汗をかきつつも、久しぶりに英語に触れるのは新鮮で楽しく、せっかくの翻訳アプリの答えも「なんかニュアンス違うな、そうじゃなくて……」とちょいちょい変更しつつ楽しんでいます。


私が30年ほど前に少し海外にいたころ、週に1回、母親と国際電話で無事を報告するルールにしていました。
当時はLINEのような無料で便利な機能はもちろんなく、料金が非常に高い国際電話で、ほんの数分間ですが、それでも母の生の声を聞くことで、次へのパワーを得た貴重な貴重な時間でした。


LINEや翻訳アプリなど便利なものが当たり前となり、気軽に通話できたり翻訳できたりするこの時代を味方に、娘にはいろんなことにどんどんチャレンジしてほしいと願う母です。

空港 食事
笑顔で見送り。
でも、その後もLINEは24時間飛んできます!
現地での食事リポート
LINE LINE
少しでも英語を使わなきゃ! いろいろありましたが、
無事に修了できて一安心
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