初めてのお年玉、初めての福利厚生手当
突然ですが、クイズです。
「社会人になったら、もらう立場からあげる立場になるものは何でしょう?」
タイトルですでにおわかりだと思いますが、答えは「お年玉」です。
今年、社会人になって初めてのお正月を迎えました。「今年は社会人らしくお年玉を振る舞おう!」と思っていましたが、甥や姪はまだいませんし、親戚の子供に会う機会はありません。そこで今年は4つ年下の妹と6つ年下の弟にお年玉をあげることにしました。
手始めに、コンビニでポチ袋を購入しました。桜の花のかわいらしい絵柄です。幼い頃は美しいデザインに惹かれ、もらったお年玉袋を珍重していましたが、スーパーやコンビニで売られていると知り少々熱が冷めてしまいました。ネットで検索してみると、お年玉袋のデザインを無料でダウンロードできるサイトもあります。市販の袋に飽きたら、手作りで用意するのもいいかもしれません。
次に、いくら入れるか......一番の悩みどころです。当初、1人1万円を想定していましたが、年末に遊び過ぎたために資金が足りなくなってしまいました。というわけでそれぞれ5千円を封入します。「5千円!しけてるな」と言われてしまうかもしれませんが、私が昨年1万円もらったことを思うと適正な金額だと判断しました(両親のお年玉は大人2人分、未婚の私は1人分という計算です)。
最後に表の宛名書きです。いつの頃からか、わが家のお年玉袋にはもれなく母のメッセージが書かれるようになりました。子供たちにとって今年がどんな1年になるといいか、どんな風に1年を送ってほしいかという母の願いが、1行から3行ほどの文章にこめられています。これを真似ることはとてもできませんが、私も母にならって「今年もヨロシク」のメッセージを添えて封をしました。
元旦の夜。1日浅草で遊んできた姉(私)が、1月2日になる直前にポチ袋を携えて駆け込んできました。まさかお年玉をもらえると思っていなかった妹弟はびっくり。
「姉ちゃんありがとうさすが社会人だね!あっメッセージが書いてあるどれどれ......」といった反応を期待していたのですが、現実の弟は「おっありがと!」とお年玉をサッと受け取り、一瞥もくれずにパソコンの画面に向き直ってしまいました。お礼を言ってもらえるだけ幸せかもしれませんが、ちょっと物足りない......。もしかするとこれまで両親も「せっかくあげたのに反応が薄い」と思っていたのかもしれません。来年から妹弟ともに社会人になるため、しばらくお年玉をあげるチャンスはありませんが、大人の気分を味わういい記念になりました。
さて、社会人になるとお年玉はもらえなくなります。が、弊社では今年1月から「社会人のお年玉」と言えるような新制度がスタートしました。その名も「ナビゲート福利厚生手当」。社員が会社の外へ活動の幅を広げ、日々の生活を豊かにするのがねらいです。健康・運動・学習・教養の分野にあてはまる活動に対して、半年に1度、1人あたり最大1万円が支給されます。
冬休みに出かけたディズニーランド&シーの2dayパスポートで申請しようか、それとも劇団四季のS席で「キャッツ」を観ようか、それとも......と今から使い道を楽しく夢想しています。初めてのお年玉で始まった平成20年、新しいこと・初めてのことに出会える充実した1年になりますように!
お年玉、いくらあげるべきか迷ったときは......
■ [All About マネー]今どき、お年玉の相場っていくら?
ネットでダウンロード、プリントアウトして作るお年玉袋
■ダウンロード方法から紙の貼り方まで 週間 ぱそらいふ「ポチ袋を自分で作ろう」
■素材のダウンロードなら 鈴木文具店
■素材のダウンロードなら Canon 年末年始特集サイト「02:贈ろう ポチ袋」
今年使用したポチ袋 | 今までもらったお年玉袋の数々...... |