ドイツW杯を楽しもう！

2006年 06月 12日
［な］ イベント

ドイツワールドカップが始まりましたね。
ブラジルをはじめ強豪ぞろいのF組で日本代表がどこまでいけるか、本当に楽しみです。

わが家は全員サッカー観戦が大好きで、最近の家族の話題といえばもっぱらW杯にまつわるものばかりです。テレビや雑誌やらで仕入れた知識をそれぞれにしゃべりまくっては、意見の言い合いをして喜んでいる毎日。「W杯を楽しむために」をスローガンに着々と準備を整えています。
先日、帰宅してみると、リビングにでっかい物体が...！正体は42型のプラズマテレビでした。W杯に間に合うことが大前提な父が「もう少し待てば安くなると思うよ」という私の忠告を全く無視して、購入してしまったようです。
同時に名シーンを録画するためのDVDレコーダー、スピーカーも購入し、音響効果もばっちりです。

そんな父も先日60歳になりました。いわゆる還暦です。
還暦といえば昔から「赤いちゃんちゃんこ」を贈るようですが、「赤いちゃんちゃんこ姿の父」を想像すると、なんだか一気に老け込んだ絵が浮かんできて笑えます。
だから、私と弟は「赤いちゃんちゃんこ」の代わりに、サッカー好きな父のために「サムライブルー」の日本代表ユニフォームをプレゼントしました。父の誕生日は両親の結婚記念日ということもあり、ついでに母にもおそろいのものをあげました。

突然「そういえば！」と弟。前回のW杯のユニフォームなら自分も持っているし、飼っている犬にも犬用のユニフォームを買ってあげていたんだった、と言い出しました。
けっきょく、ユニフォームを持っていないのは、家族の中で私だけということに......。
そんな私に向かって弟が「これを着ればいいよ」と何かを差し出しました。何かと思えば昔サッカー部で使っていた、きったないシミだらけの青いユニフォーム。すると今度は、見るからにいんちき臭いワッペンを持ち出して「それにつけてやる」と言い出す父。「それがイヤだったら青いＴシャツ探してきなさいよ。それを着て応援すればいいじゃない」と真剣に主張する母...。
家族中が突然、応援スタイルにまでこだわりを見せはじめました。
家のテレビの前で家族全員が青を着て真剣に応援してるところを想像すると、かなりおかしな集団です。

そんな状態なので、「（な）の家では右手を左胸に当てて家族みんなで国歌も一緒に歌ってるの？」と笑いのネタにされたりもしています。

前回のW杯は日韓で開催されたので時差がなく、友人知人を招待してみんなでわいわいと応援したのを思い出します。
今回の開催国はドイツなので、時差の関係でキックオフの時間が深夜や明け方というのが少々つらいですが、こんなうちの家族でよければ是非、青いものを身に付けていらしてください。一緒にW杯を楽しみましょう。

サムライブルーに身をつつんだ4人と1匹でお出迎えします！