Happy!「できちゃった結婚」式
先日ニュース番組を見ていたら、最近「できちゃった結婚」が急増しているとのことでした。
結婚前に妊娠する、いわゆる「できちゃった婚」で生まれた子供が全第1子に占める割合は26.7%で、80年の12.6%から2倍以上に。一方で、政府が出産を期待する第2次ベビーブーム(71?74年)生まれの30?33歳女性は50%前後が出産していないなど、晩産化や子供を産まない傾向に歯止めがかかっていない。 結婚前妊娠の割合は若いほど高く、15?19歳は82.9%。20代の増加が著しく、20?24歳で63.3%、25?29歳で22.9%と、いずれも80年の3倍前後に達した。 以下略 (毎日新聞より)
どんな形であれ、少子化が深刻な問題となっている昨今に出産に関するニュースは喜ばしいことかと思います。
実は私もつい先日、「できちゃった結婚」の結婚式に出席しました。
主役の花嫁は12歳年下のいとこで、花婿は大学時代の同級生とのこと。彼らも上記のデータが示すように20代前半のまだまだ若い夫婦です。
妊娠したこと、入籍したこと、そして結婚式をあげることになったことを聞いたのもすべて突然!
本人たちはもちろんですが、周囲もあわてて準備を進めることになり相当バタバタしたようです。新居や新生活に必要な物の準備、結婚式の手配、そして長年育てた子供を突然送り出すことになった心の準備まで。
今はいとことは遠く離れて過ごす私は、そんな様子を聞きつつも何も手伝うこともできませんでしたが、さくらと共に式だけはしっかりと参加させてもらいました。
式のとき、お腹の赤ちゃんはすでに6カ月になっていました。新婦のお腹はもう大きく目立ち始めているのですが、このようなケースが増えている証拠でしょうか、ドレスのデザインは進んでいるようで、お腹に赤ちゃんがいるなんて言われなければまったくわからないほど普通の花嫁姿でした。
しかしすでに妊娠していることはみんなに知れ渡っており、来賓からの祝辞はどれも「このたびは二重のお喜びに......」のフレーズが。少し前なら顔をしかめた方もきっとおられるでしょうが、ここまでケースが増えてくると周りもみんな祝福のムードです。大正生まれの祖母でさえとても嬉しそうな笑顔を見せていました。
私が小学6年のときに生まれ、まだまだ子供と思っていたいとこがこの夏には母になるなんて、なんだか不思議な気分です。ウエディングドレスを着た姿を見てもちろん「きれい」とは思うのですが、小さいころ一緒に遊んだりかちゃん人形がドレスを着ている姿に重ね合わせてしまったのも事実、本人には決して言えませんが......(笑)。
これからも「できちゃった結婚」に招待される機会もあるのかなあ、とニュースのことをぼんやり思い出したりしていました。
最近の結婚式事情といえば、引き出物でカタログから好きなものを選ぶことができる「カタログギフト」もその一つかと思います。
今回もごたぶんにもれずそのカタログをもらってきたのですが、驚いたのは品物のほかにも乗馬やネイルサロン、ガラス工芸や陶芸などの体験レッスンも選択できるようです。物があふれる現代のニーズに応えるため、この業界もアイデア勝負のようですね。
これまで親戚の中で一番年下だったさくらも、この夏には年下の赤ちゃんができることになりました。
今度みんなで集まったときどんな反応を見せるか、それもちょっぴり楽しみです。
今回は「人前式」。神様ではなく招待客の前で結婚宣言をしました。 | はじめて見るお子様ランチに大興奮! | 祝辞の間、ありがたいことに?よく眠っていました。 |