我が家のスマホルール
長男が今春、中学生となり、渋々「スマホ」を買い与えることにしました。
ニュースでも話題ですが、SNSに不適切動画が投稿され続ける昨今。やはりいろいろ心配もあります。
そこで、我が家の「新人研修」の一環として、スマホリテラシー研修を実施し、スマホやSNSの注意点、使用方法について事例を話し合ったり、「15のルール」を読み合わせるなどをしました。
恥ずかしながら我が家のルールをご紹介します。
*ルールについては、さまざまなネット記事なども参考にしました。
○○(長男の名前)へ
- スマホやSNSは非常に便利なツールです。
現代においては必須アイテムなので、これに慣れておく、使いこなせるようにしておくことは大切なことです。 - でもその一方で大変な凶器にもなりえます。
軽い気持ちで送ったことが他人や自分を傷つけたり、悪ふざけで済まない大きな事件になったりすることもあります。 - 世の中は、人と人とのつながりでできています。
人は気持ちや感情の生き物です。
SNSで済ませることができるからといって、それだけに頼ると人の気持ちに気づかなかったり、 言いたいことがきちんと伝わらなかったり、誤解して受け取られたりということになりかねません。
スマホもSNSもただのツールの1つです。
いろいろなコミュニケーションを経験して、社会に出ていける力を身につけてください。 - これは我が家のルールです。
他の家がどうしている、他の人がどうしているは一切関係ありません。
このルールを守れないのであれば、使用することができません。
きちんとルールを読んで納得したら、契約書にサインしてください。
サインをするということは、自分に責任を持つことです。
- スマホは、父母名義で契約し、料金は父母が払っています。
つまりスマホは父母の物であり、それを○○に「貸して」います。
「俺のスマホ」という言葉は認めません。
よって解約なども父母の判断によって行います。
もし紛失したり、壊した場合は自己責任で弁償すること。 - スマホは連絡用の「電話」です。
かかってきた電話には必ず出ること。
特に父母の電話には必ず出ること。
気づかなかった場合でも、すぐに折り返して電話すること。
友達とも直接会って話す:4割、電話:3割、SNS:3割程度にすること。
すべての連絡をSNSでしてはいけません。
これは社会で生きていくために必要な力だからです。 - 21:30以降の送信は禁止とします。
21:30になったら電源をオフにし、父母に返却します。
翌日の7:30にまた貸し出します。
基本的にはすべての連絡を21:20までには終えるようにしましょう。 - スマホは抜き打ち、あるいは定期的にチェックします。
提出を求められたら必ず提出すること。 - 1日の利用時間は、原則1時間程度とすること。
食事中と勉強中に手元に置くこと、見ることは一切禁止です。
特に勉強中は電源をオフにすること。
ゲームの利用は禁止としませんが、ゲームも時間内で使用すること。
なおゲームの課金はすべて不可とします。 - スマホを使っても良い場所をわきまえること。
学校、公共交通機関、映画館などでの通話は禁止です。
パーティや他の人が集まる場所でのスマホの利用は、父母が許可した時以外は禁止とします。 - LINE以外のSNSの利用は禁止とします。
- 他の人が写っている写真や動画、他の人には見せられないもの、自分の住所や個人を特定できるものは、決して送信してはいけません。
送ってしまったものを止めることはできないからです。 - 面識のない人と連絡を取ってはいけません。
また自分以外の連絡先を相手の許可なく教えてはいけません。 - SNSを使って、悪口を言ったり、ケンカに参加しないこと。
人に向かって直接言えないこと、父母の前でも言えないことは送信しないこと。 - 自転車に乗り「ながら」、歩き「ながら」、親や友達と話をし「ながら」といった『ながら』スマホは禁止です。
- 学校の成績が学年で××位を超えた場合は、次回に順位を取り戻すまで利用停止とします。
- 学校、塾、部活、宿題、家の手伝いなどは必ず行うこと。
自分の要求だけを通すことは認めません。 - スマホを利用するのにデータとその分の費用が必要になります。
よって外で動画を見たりゲームをするとその分データ量が多く使われます。
動画を見たり、ダウンロードをする場合は自宅のWi-Fiで行うこと。 - ここに書かれていないルールであっても、追加する場合もあります。
それに対する反論は一切認めません。
ルールに納得したら契約書にサイン。 | スマホを使う姿も様になってきました。 | 友達との情報交換はSNSが中心。 |