朝勉
今春、次男が小学校に入学しました。
長男のときから、かれこれ10年間は出勤前の保育園送迎が私の役割となっていて、とにかく自分自身が遅刻しないように、慌ただしい朝を過ごしていました。
しかし小学校に入ったことで、準備に手がかからなくなってきたこと、まだ次男自ら通学してくれるようになったこともあり、15分程度ですが、時間に余裕がうまれました。
そこでこの時間を活用して、「朝勉」をすることにしました。
誰に似たのか、長男はこの時間を無駄にせず、自ら机に向かう優等生タイプだったのですが、次男は隙をみせるとテレビやおもちゃで遊び始めてしまうサボり魔のため、最初はやや強制的に机に向かわせていました。
ようやく、監視すれば、しぶしぶながらも漢字の書き取りや計算問題に取り組むようになった次男。
そんな兄弟揃って机に向かう姿を見て、私自身もこの空いた時間に何かやれることはないだろうか、と思い立ちました。
はて、何をやろうか......。
そんなある日、あるテレビ番組を見ていると、書道家による「悪筆改善のコツ」なるものが紹介されていました。
実は、恥ずかしながら私は字がヘタなのが悩みで、会社でも請求書や送付状の宛名書きではいつも苦い思いをしています。
その番組では、「三日人口」という文字を3分間書くことで、約2万字の漢字がきれいにかけるようになる、という興味深い解説をしていました。
つまりは、
「三」という漢字を書くことで、横画の等間隔を身につけ、
「日」という漢字を書くことで、まっすぐな縦線を書くことができ、
「人」という漢字を書くことで、きれいな"払い"が身につき、
「口」という漢字を書くことで、縦線をきれいに見せる というものでした。
「ほぉ?」と思い、ノートを買ってきて、翌日からさっそく実践開始。
本当はもう少し意識して書いた方がよいのでしょうけど、今のところは3分間、ひたすら「三日人口」と書き続けます。結構腕が疲れます。
また一応会社で宛名書きをするときにも、2?3回「三日人口」と書いてから、書くようにしてみました。
自分ではなんとなく上手にかけている気がしないでもないですが、あまり代わり映えもしないような......。
まぁ上達すればしめたもので、子どもたちが「朝勉」に取り組む同じ時間に、私もちょっとした朝勉をしばらく付き合ってみようと思います。
並んて?勉強しています。 | 三日人口とひたすら練習。 |