キッズマネースクール
先日、近所で開催された「キッズマネースクール」というセミナーに参加しました(広々とした会場に限定10組で、換気や消毒も徹底されていました)。
4歳から10歳までの子どもたちが、おみせやさんごっこを体験しながら、お金の大切さや働くことの楽しさを学ぶというものです。
冒頭では、お金の歴史について学びました。昔のお金にはどんなものがあったか、寛永通宝や一両の小判などを見たり、現在、海外で普及している水に濡れても大丈夫なプラスチック紙幣の紹介など、お金がどういうものかをわかりやすく説明してくれました。
おみせやさんごっこでは、うさぎとカメの話を交えて、どんなお店だとお客さんに喜ばれるかなどを一緒に考え、子どもたちが店長となって自分のお店を開店します。
娘は、パン屋さんになり、あらかじめ用意されたパンのイラストに色を塗ったり、自分でオリジナルのパンを考えたりして商品を作っていました。
準備ができたら、いざ開店! 親は商品を買いに行きます(おもちゃのお金で)。
「いらっしゃいませ!」「○○がおすすめです!」「ありがとうございます!」子どもたちの元気な声が会場に響き渡ります。私たち親も「ありがとう!」と返します。
あっという間にどこのお店も商品が完売。子どもたちは、売り上げを確認して閉店となりました。
セミナーの目的どおり、「お金はありがとうと交感するもの」という体験ができたようです。
一方で、親向けにもお小遣いのアドバイスやマネーセミナーも同時に聞くことができました。
キャッシュレスが加速するなか、子どもたちが現金に触れる機会が減り、お金の重みや価値を実感しにくくなっているのではないかと言われています。
早いうちにお金に触れさせ、自分で考え、使い、小さな成功や失敗を経験をさせることも大事なことのようです。
我が家では、小学2年生の娘にまだお小遣いをあげていませんでしたが、これを機にお小遣いをあげてみようかと思います。
お金について考える有意義な時間となりました。
■キッズマネースクールのHP
https://kids-money.com/
パン屋さんの商品の数々。 | 閉店後にもらったメッセージカード。 |