D級ライセンス
少年サッカーチームのコーチとなって8年。
チームの中でも中堅クラスの位置づけとなり、自学年だけでなく、チーム内のあれやこれやにも口を出す立場となりました。
そんな中、「今後、上位の大会に出場するときには、指導者ライセンスを持った人がベンチに入らないといけない」という流れになっているという話でチーム内がざわつき始めました。
指導者ラインセンスとは、日本サッカー協会(JFA)が認定する資格で、大きくはD?S級までのライセンスがあります。
参照:日本サッカー協会(JFA)
ちなみにJリーグの監督になるには、S級ライセンスが必要です。
今回、望ましいのはC級ですが、それを取るのはかなりハードであるとの噂。
「どうする?誰がいく?若い順にいく?」というムードの中、とりあえず中堅クラスの私が先陣を切って、最低限必要なD級ライセンスを取りに行くことにしました。
学ぶ姿勢を背中で見せるのも中堅の役割!と自分に言い聞かせて。
C級ライセンスには約1カ月間の講習が必要ですが、D級ライセンス講習はそのエッセンスを小学生年代の指導者向けにコンパクトに2日間へまとめたものです。
とはいえ、朝から夕方まで、実技と講習をまじえて、最後にはテストもあるとのことで、初日、やや緊張した心境で見知らぬおじさんたちとともに講習会に参加しました。
講習内容を簡単にまとめると、講義はアクティブ・ラーニングの要素を取り入れながら、サッカー指導者として必要な知識を体系的に学び、実技ではさまざまなゲームを体験し、その中で講師から投げ掛けやアドバイスを得るものでした。
特に実技では、おじさん同士がお互いのプレイをほめる場面が多く見られ、冬空の下、和やかな雰囲気が生まれていました。
そして最後に修了テスト。といっても、講義中に、講師が強調した部分の穴埋め問題と簡単な記述問題のみ。
二日間の疲労と見知らぬおじさん同士の緩やかな一体感とともに、無事にD級ライセンス取得することができました。
さぁライセンスは取ったけど、そもそもチームは上位大会に出られるのかな?
いつかベンチ入りできることを楽しみに、また週末は練習に励みます。
2日間、頑張りました。 | しっかり勉強します! |