No.162
食わず嫌いはもったいない

暑い日が続きます。
スーパーに桃やスイカなど夏の果物が並んでいると、果物好きな私はついつい足をとめてしまいます。

しかし、わが家のこどもたちは、好き嫌いの多いこと......。
例えば、スイカを買ってきても、「いや!食べない!」などといっこうに口にしてくれません。

世の中にはこんなにおいしい果物があるのにチャレンジをしないのはもったいない限りです。

とはいえ、私も小さい頃は好き嫌いがありました。
しかし成長とともに克服することができ、むしろ大人になって好物になった食材も多々あります。

例えばアボカドです。

何度かチャレンジするうちに「うーんやはり苦手」→「まあまあいける?」→「おいしい!」と
今ではすっかりアボカドが好物に。


さて、食わず嫌いといえば、食べ物ばかりとは限りません。
仕事や勉強などもあります。

ただいま新入社員のOJT真っ最中、という方も多いかと思います。
ぼちぼち、苦手と感じる分野も出てくる頃でしょう。
面白さがわからない、苦痛でしかない、うまくできない......。

そんな分野ほど、大逆転して大好物になるなんてこともあるのかも。
それには、OJTリーダーの関わり方が重要です。
食わず嫌いする内は、まだわかっていないから、と言えるかもしれません。


ちなみに「ひ」が苦手なのは「計数」です。
弊社の定例会では、よく計数の演習(?)があります。
会社の財務諸表を元に、限界利益率を求め、目標利益をあげるための必要売上高を計算したりなどなど。

残念ながら、この分野においては、いまだ大逆転ならず......。
しかし食わず嫌いにならないよう、チャレンジは続けようと思います。

お互い、あせらずいきましょう。

    ↓    ↓
☆おいしそうな夏の果物。[ひ]


◆◇OJTの理論&手法:OJT Tips◇◆   (2016.08.17)


○インストラクションの基本

→指導場面のインストラクションで、まず意識すること。


◆◇事例:「教えること、教わること」-身近なケース集-◇◆(2016.08.16)


○引き継ぎのミス

→まさかの著者の原画を紛失?!B先輩の言葉を受けて感じたこととは......。


◆◇研修News&Topics◇◆  (2016.05.24 - 2016.06.15)


○平成28年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」

→21事業場と37名の個人が受賞者に決定しました。


○介護休業給付金の支給率などの変更について

→「支給率」や「賃金日額の上限額」が変わります。


○平成27年度「過労死等の労災補償状況」公表

→精神障害の請求件数は1519件。増加傾向にあります。


○「中小企業のための育休復帰支援セミナー」

→全国6会場にて、無料で開催予定です。


○「働き方・休み方改革推進事業」モデル企業募集

→募集企業数は20社、専門家のアドバイスをもらうチャンスです!


○矢野経済研究所が企業向け研修サービス市場に関する調査結果を発表

→企業向け研修市場は、活性化しているようです。


○経団連が「同一労働同一賃金」の実現に向けた提言を発表

→日欧の賃金制度、雇用慣行、法制度の比較など。


○インドとの社会保障協定 2016年10月1日に発効

→ついにインドとも社会保障協定が締結されました。


○平成27年度 男性の育児休業取得者の割合は過去最高の2.65 %

→今後、数値をどこまで底上げできるか注目です。


○労働移動支援助成金の支給内容が変更

→2016年8月1日以降に申請の場合、要件を再確認!


○育児休業給付、介護休業給付などの支給限度額変更

→支給上限額が、2015年よりも全体的に下がるようです。


○厚生年金保険の資格取得時の本人確認事務が変更

→平成28年9月より変更となります。


○雇用保険事務手続きの手引き(平成28年8月版)

→今年から全国統一となり、全般的な内容が網羅されています。


◆◇社員ブログ:「気まぐれ歳時記」◇◆


○20年越しの看板[よ] (2016.07.08)

→看板を眺めながら、弊社について思うこととは......。


○鰻を食べに行こう![ち] (2016.07.28)

→弊社での5S表彰の賞金は、こんなふうにも使われています!


○大雨と花火と......[ち] (2016.08.05)

→いつもの出張のはず、がこんなハプニングも......。


◆◇ビジネス基本用語集(現在1151語)◇◆


「金融・経済」に関するベーシックな用語をご紹介。


-:-:-:-:-: ピックアップ! -:-:-:-:-:


○金融政策(monetary policy)

日本銀行(中央銀行)が景気を安定させるために金融市場に対して行う経済政策のこと。
景気が後退した際に行われる金融政策を金融緩和といい、景気が過熱した際に行われる金融政策を金融引き締めという。
主に次の3つの手段がある。
 ・政策金利操作
 ・公開市場操作
 ・預金準備率操作
なお、1994年に民間金融機関(市中銀行)の金利が自由化されて以来、政府が以前のように公定歩合の調節によって民間金融機関の金利を操作することはできなくなった。
そのため、現在の政策金利は公定歩合ではなく、民間の金融機関同士が短期資金を貸借するコール市場の金利「無担保コール翌日物」であり、これが金融政策による操作の対象とされている。


○金融緩和(easy-money policy)

日本銀行(中央銀行)が不況時に景気底上げのために行う金融政策の1つ。金融緩和政策ともよばれる。
景気が悪化したとき、国債を買い上げたり政策金利と預金準備率を引き下げたりすることによって通貨供給量を増やし、資金調達を容易にする政策をさす。
また、国債や手形の買い上げによって通貨供給量を増やす政策を、特に量的金融緩和政策(量的緩和)という。


○金融引き締め(tight monetary policy)

日本銀行(中央銀行)が好況時の景気過熱を抑制するために行う金融政策の1つ。金融引き締め政策ともよばれる。
景気が過熱したとき、国債を売却したり政策金利と預金準備率を引き上げたりすることによって通貨供給量を減らし、投資や消費を抑制する政策をさす。

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