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モラール・サーベイ

更新 2005.12.19(作成 2005.12.19)

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モラール・サーベイmorale survey
モラールとは、勤労意欲(労働意欲)、士気と訳される。職場の労働条件や労働環境、人間関係や帰属意識などに影響されて生じる従業員の意識を指している。
モラールに近い言葉に「モチベーション」があるが、モチベーションとは、人が行動を起こすときの動機、いわゆる“やる気”であり、個人の意識に属する概念であるのに対し、モラールとは、集団的な感情や意識に対して使われる概念とされる。
モラール・サーベイとは、組織・職場管理に対する従業員の態度や満足度、問題意識などを調査するための方法を総称する言葉。
一般的には、管理監督者の態度面や、仕事の環境面、人事評価や異動などの定量化しにくい人事管理面を中心に、アンケート方式で調査を実施する場合が多い。 モラール・サーベイを行う主な目的は、労務管理上の問題点を見出し、職場や諸制度の改善に生かしていくことにある。
また、何らかの経営政策を施行した場合、その効果を客観的に把握し、軌道修正に役立てようというねらいで実施される場合もある。
そのほか、従業員が日頃感じている問題意識や不満を吐き出すことによるカタルシスとしての効果や、従業員の経営参画意識を促すという効果も期待できる。
日本では、昭和30年に日本労務研究会が「NRK方式モラールサーベイ」を開発したものが始まりとされる。その後、厚生労働省方式、労働科学研究所方式、世論化学協会など、各機関が独自の方式で実施している。

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