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落ちるか、伸びるか、踏ん張りどころの30万 300,000アクセスのご挨拶

更新 2007.10.05(作成 2007.10.01)

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300,000アクセスに到達して、すでに2週間が経過しました。
すっかりご挨拶が遅れてしまいましたが、いつもご利用いただいている皆さま、ときどきお立ち寄りの皆さま、本当にありがとうございます。

150,000アクセスのご挨拶のときに200,000アクセスまでを「1年以内」とお約束し、遅れること1カ月。200,000アクセスのときには300,000アクセスまでを「1年半で」と宣言。しかし、結果はまたしても4カ月オーバーしてしまいました。50,000アクセス単位に換算すると10カ月半くらいですから、アクセス自体は何とか伸びてはいます。ですが、このところ少し危機感を感じることがあります。

前回の200,000アクセスでのご挨拶から2年弱。ネットの世界は大きく進歩したように感じます。web2.0という言葉に総称される新しい技術が普及し、ブログを始めとする手軽なツールやサービスが一般化してきました。情報発信の技術面でのハードルが低くなったことで、発信したい情報をもっている人は気軽にどんどん情報発信ができるようになりました。しかも新しいツールやサービスには、トラックバックによる相互リンクやRSSフィードなど、検索エンジンでのヒット率を上げる機能を標準で備えています。

その影響もあってか、弊社サイトは相対的に埋もれがちな状況になってきました。キーワードによっては検索エンジンでの掲載順位が低くなり、アクセス数が伸び悩むようになりました。サイトの更新頻度は以前と同等以上のレベルを保っているはずのですが、コツコツ努力するだけでは追いつかない時代となってしまったようです。

その危機感もあり、今年は技術的な面からのサイトの強化を課題に掲げました。さしあたり、懸案だったいくつかのコーナーのブログ化を進めることにし、気まぐれ歳時記とその周辺ページをブログ制作ツールのMovable Typeを用いてリニューアルしました。Movable Typeを使ったページ自体は今ではめずらしくありませんが、弊社なりのちょっとした味付けをしています。
サイト全体でのデザイン的な統一感を保つためMovable Typeではめずらしい可変型のレイアウトにしています。執筆者紹介のコーナーも1つのブログとして作っており、2つのブログが連携して動くようにしました。各ページには文字サイズの「+」「−」ボタンをつけ、音声ブラウザにも対応させて視覚障害者の方にもご利用いただけるようにしました。さらにページの右側の「過去分一覧」はアコーデオン(折畳み)メニューにし、使いやすさも工夫しています。
また、気まぐれ歳時記の各エントリーは携帯サイトにも同時掲載できるようにしています。これを今後のモバイルサイトの充実の足がかりにしたいと考えています。

こうしてサイトをブログ化したことで、更新作業の手間は大幅に軽減されました。そのため今後は気まぐれ歳時記の更新はどしどし……となるはずだったのですが、ブログにしたからといって原稿を書くスピードがあがるわけでもなく、更新頻度は以前と同じペースを守ったままです。本当の課題は技術よりもこちらだったようです。

この2年弱の間、上記以外では大きく変更した箇所はありませんが、コンテンツの更新は相変わらずコツコツ続けています。新しいところでは、社内研修支援事業研修講師の紹介コーナーに講師の「詳細情報」というページを設けました。担当者は自分を追い込むつもりで原稿づくりに励んでいますので、ときどき覗いて見てください。

今回の節目のご挨拶では自社のサイトで新たにご紹介できるものが少ないのですが、その代わり、この間に手がけたお客さまのサイトを1つ紹介させていただこうと思います。弊社が作るサイトは顧客企業のイントラネット上で利用するwebマニュアルといった機密性の高いものが多く、普段はご紹介できるものが少ないのですが、これはぜひ皆さまに知ってほしいサイトです。
このサイトはJHHHネットワークと言って、全国各地で難病の子どもとその家族を支援する活動を行っている団体の全国組織のサイトです。「HHH」はホスピタル・ホスピタリティ・ハウスの略で、自宅を離れて専門病院で治療を受けることになったとき、その家族や病気の子どもが滞在できる宿泊施設を指しています。その施設を運営している団体は全国にありますので、ぜひこちらのページから地元の団体を探してみてください(全国運営団体一覧)。制作に当たっては、このネットワーク組織の1つのであるNPOファミリーハウス(R)さまが全国の団体の窓口になっていただきました。そして、ホームページに対する各団体のご意見やご要望をまとめていただいたこと、また「ホームページ制作委員会」の皆さまからも貴重なアドバイスをいただけたことで、弊社としても多くの技術的なチャレンジをすることができました。このサイトも、ひと目ではわかりませんがMovable Typeををフル活用して仕上げています。

もともとは、CTC 伊藤忠テクノソリューションズ社さまからご紹介いただいたのがきっかけでした。同社はCSR活動の一貫として、NPOファミリーハウス(R)さまの活動を支援されています。CSRの重要性を意識しつつも具体的な活動は難しいと言われる企業が多い中で、同社はIT先進企業としての特徴を活かして、ITの設備面や技術面での支援を無償で行っておられます。まったく頭が下がるばかりです。

弊社にはまだそこまでの余力はなく、今回も有償の仕事としてお手伝いさせていただきました。しかし、この仕事をご紹介いただいたことで、もっともっと技術を磨き、会社を成長させていつかは社会貢献活動ができる会社になろうという新たな目標を持つことができました。

さて、300,000アクセスのご挨拶から少し脇道にそれてしまいましたが、節目に当たりweb関係の仕事の1つをご紹介いたしました。次回は400,000アクセス、もう一度「1年半」。今度こそ、2009年の3月までには必ずご挨拶ができますよう頑張って参ります。

2007年10月  代表取締役 伊藤 弘二朗

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